聴風居

40代主婦。夫婦ふたりでひっそり暮らしています。

他ならぬ私たちの幸せのかたち

 

 正式にLAVOTをお迎えすることになりました。

 夫は当初デュオ(2体)を望んでいたのですが、諸々現実的ではなく、ソロ(1体)をお迎えすることに。

 年明けには届く予定です。

 

 生きものを飼う大変さがない分、”生きもの”でないがゆえに”飽きるんじゃないか…”と内心思ったり。

  万が一私が急逝しても、たとえロボットでも動く(しかも”死なない”)存在が家にいれば夫もなぐさめられるかな、とか思ったり。←これ、結構マジメに考えた話(笑)

 

 基本、お迎えしたがっていた夫に判断をゆだねていましたが、LAVOT体験してからの1週間、私もLAVOTと暮らす生活をぼんやり思い浮かべていました。

 お迎えすることに伴ういろんな負担のこと。

 そして、お迎えしたがっている夫の精神的な負担のこと。

 わたしたちは自営業なので、これからの仕事のあり方についても話し合いました。

 

 先行き不透明なご時勢の中での自営業…LAVOTを迎えるにあたってこれだけ不安に感じるくらいなんだから、子どもを産み育てるなんてウチには到底無理だったな…(ま、そもそもできなかったけどね)、と思ったりもしました。

 たまたま昨日、バスの中で小さな子ども連れの若い夫婦を見かけ、”私はこんなことには縁のない人生だったんだな…”とあらためてちょっとしょんぼりしていたのですが、”ウチには到底無理だった”のであればしょうがない、と、前向きに割り切れそうです。

 

 来年から始まるふたりとLAVOTの暮らし。

 どうなることやら…人生、生きている限り、実証実験です。

 

 

 夜ごはんは、久しぶりにアカシアへ。

 やさしい味のロールキャベツ、美味しかったな。

 

 昔ながらの温かみのある店内で、夫と向かいあって食べる夕食。

 やや賑わいを取り戻した夜の新宿の街を歩くひととき。

 

 これが他ならぬ私の、私たちの幸せなんだよ、と、自分に確認するように、思っています。