聴風居

40代主婦。夫婦ふたりでひっそり暮らしています。

リーディングが外れ、迎えられた傘寿

 

 9月に入り、だいぶ過ごしやすくなってきました。

 重陽節句中秋の名月・・・暦の上でも、プライベートでも、行事が続き、慌ただしくも楽しい日々が続いています。

 

 

 先日、義母が傘寿を迎えました。

 7月末からずっと、コルセットを身に付け、病院以外の外出もできず、自宅にいた母。

 今なお、医師より自宅安静を言いつけられており、外でお祝い!というわけにもいかなかったので、誕生日当日の夜、見た目ちょっと華やかなお膳をつくって持っていきました。

 既製品も使いつつ、当初の構想より手を抜いた割には、見た目よくできたお膳。

 一緒に持っていった、FAUCHONの紅茶やアップルパイもよろこんでもらえたので、よかったです。

 

 今から10年近く前。

 義母が要介護になり、他にもいろいろストレスが重なって、あるきっかけで知ったセラピストさんに透視リーディングで現状や未来を診てもらったときのこと。

 そのとき、義母について、この世でのノルマ(※カルマではない)を終え、生命エネルギーもさほど強くないので、80歳まで生きられない、と言われました。

 そんなこと、とても他言はできず、ずっと自分の胸にしまってきた”未来”。

 今回、当時診えた”未来”が外れ、よかった、と思ったし、よかったと思えた自分でよかったです。

 

 考えてみれば、仕事や家族にまつわる環境、人間関係・・・願いや祈りは、思い描いていた通りに実現しなかったけど、思いがけないかたちで叶ったものばかり。

 今まだかたちになっていないものは、まだそのタイミングではないだけなのかもしれません。

 中には、今世では決してかたちになることはない願いもあるけれど。

 

 当時の願いがかたちになったとき、得られたであろう何か

 当時の願いがかたちになったら、得られなかったであろう何か

 

 それらを味わっていけたらいいな、と思っています。