聴風居

40代主婦。夫婦ふたりでひっそり暮らしています。

新たな周期へ

 

 気づけば12月下旬。

 コロナ禍前並みの忙しさ+プライベートの充実で、慌ただしくも楽しい日々です。

 アトピーの具合はあまりよくないけれど…今月から処方が変わったので、効くといいな。

 

 

 今夜遅い時間に、木星魚座から牡羊座に移動するとか。

 占星術には詳しくないのですが、12星座最後の魚座から最初の牡羊座に移動、ということで、新たな周期のはじまりです。

 前回牡羊座木星が移動したのは、2011年1月。

 そのころ。。。東京に引っ越してきて2年目で、独立してちょうど3年目を迎えた夫と共に、日々仕事に励んでいました。

 ふたりで仕事している日々が楽しくて、子どもどころじゃない、って本気で思っていたな。。。(遠い目)

 木星移動直後の2011年3月に東日本大震災があって、状況も大きく変わり、また別の意味で、子どもはいらない、と思うようになったのもそのころ。その年の年末に義母が倒れ、要介護状態になったのも、その思いをより強くするものとなりました。

 そのとき、そのときで、最善、若しくは、やむを得ず、判断してきたことの積み重ねがあって今がある。

 結局、ふたり暮らしのままだけど…当時は想像もできなかった人との関わりの中で、夫とふたり、幸せです。

 

 この約12年は、家族との関わり、家族に絡む周囲との関わり、自分の居場所(物理的にも精神的にも)、そして、ギブアンドテイク、死生観・・・が、個人的なテーマでした。特に、ギブアンドテイクは、義父母や住んでいるマンションの住民との関わりを舞台に、大きな学びを得ました。そのテーマも、そろそろ卒業を迎えつつあるのを感じます。

 

 今夜から始まる新たな周期が終わるのは、2034年4月とのこと。

 そのころ、世の中は・・・世界、日本、そして、私はどうなっているのでしょう。

 (私は生きているかしら)

 

 怖いけれど楽しみな、新たな周期のはじまりです。

 

 

 

”共にある”感謝

 

 気持ちがいいほど晴れ渡った10月最後の日。

 街はハロウィンに染まっていますね。 

 

 先週末、知人と会食して、財布の中にお札が一枚もなくなっちゃって、何かあった時用に備えているはずのお財布にもお札がなく(←備えになっていない笑)、今朝、慌てて手に取った一枚の包み。

 それは、さかのぼること数ヶ月前。。。

 義母が自宅療養していて、夫が出張で夕食の用意がいらなかった日、ずっと家にこもりっぱなしで、”たまにはちょっと気の晴れるようなものを…”と、渋谷でなだ万のお弁当を買って持って行ったことがありました。

 それは、2日に一度、おかずを持って行っていた私にとって、”夫がいないときくらい、たまには手抜きしてお弁当でもいいよね”という気持ちもあってのことだったので、おかずを持っていく延長でしかなかったのですが。

 翌日、自宅から出てはいけないはずの義母が玄関先までやってきて、

 「美味しかったわ。これ、昨日のお弁当のお代。」

と、包みを差し出したのです。

 私が(手抜きで)勝手にやったことだし、固辞したのですが、結局いただいて、そのままずっと今朝まで、中身を見ることなく、神棚に置いていました。

 それを今朝見てみたら。

 お弁当代の何倍も・・・思っていた金額のざっと4倍の額が!

 結局その包みはそっとそのまま神棚へ。

 いろんな意味で、”うわぁ。。。”と思ったハロウィンの朝でした。

 

 いつも読んでいるケシーさんのブログも、今朝ちょうどタイムリーな内容で。

 

 ハロウィンの朝、一緒にいてくれる事に感謝しよう - 風水・開運・ジュエリー 響月堂

 

 

簡単に別れられない事情とか
生活のために渋々一緒にいるとか
そういう事かもしれなくても
それでもよくて

そういうのも全て
ひっくるめて

“共にある“選択をした事に
感謝してみよう

 

 

 ”共にある”感謝とともに。

 今日もいい一日を。

 

 

平凡がいちばん

 

 結局、昨夜は、渋谷のBunkamuraミュージアムで開催されている「Iittala展」へ。

 金曜日は20時まで開いていて、イッタラのシンプルでどこかほっとする作品をゆっくり鑑賞してきました。

 ミュージアムを出たら、そのまま、ドゥマゴパリへ。

 イッタラ展の開催を記念して、コラボレーション企画として、フィンランドのジンをイッタラグラスで提供する、とのことだったので、この機会に是非、とばかり、テラス席で味わってきました。こんなひとり時間の過ごし方、久しぶりだったな。

 

 そのころ夫は、こちらも久しぶりに、同業者との集まりへ。

 もともと気の進まない、けど、付き合いで行った飲み会だったけど、同業者にマウントっぽい物言いされて、モヤモヤした思いをしたらしい・・・というか、帰ってきて一部始終話を聞いた私、久しぶりに腹の立つ思いをした(笑)やれやれ。

 

 ただただ生きているだけで、人からの妬み嫉み、劣等感に端を欲するネガティブな思いをくらうことがあるけれど。

 ちょうど昨日読み終わった吉本ばななの「忘れたふり どくだみちゃんとふしばな2」の一節を読み、気をとりなおしました。

 

 平凡がいちばん

 

 いつもの自分の家で夜眠れる、あたりまえの一日が終わる、そのことがいちばん大切なんだよ

 

 大切にしなさいよ、今の時間を。 ありがたく過ごしてね、今の幸せな日々を。 けんかしたり、憎しみ合うときだってあるでしょう。でも、そういうことができるっていうのはとってもすばらしいことなんだよ。

 

 いやな思いにとらわれず、今日も今の時間を大切に過ごしたいと思います。